予想もつかない故障に、
全社一丸で立ち向かう。
大賀 孝彦東京支店勤務 業務部 課長
現在のお仕事内容を教えてください。
東京支店の業務部は、技術スタッフとして主にメンテナンス作業を行う「エンジニアリンググループ」と、導入していただいているお客様へ新たなサービスやメンテナンスのご提案を行う「営業グループ」の2つに分かれています。私個人は課長としてメンテナンス作業と提案営業の両方を担当しながら、作業日程や人員の管理、その他部署内の業務管理なども行っています。
最もやりがいを感じるのは、どのようなときですか?
メンテナンス業務では基本的に機器の異常、言い換えれば「イレギュラー」に対応することがしばしばあります。機器からの異常警報が出ている場合には原因もハッキリしやすいのですが、設置稼働後10年以上経過した装置などは予想もつかない故障が起こっているケースが多く、なかなか一筋縄ではいきません。そのような故障の原因の診断そのものが難しい状況では、本社の技術・開発スタッフと相談しながら修繕を行っていきます。その結果、全社の協力でひとつの現場に対応できたときは、自分自身も会社の知識の一部になれたように感じられて、とてもうれしく思います。
仕事のなかでのこだわりや、心がけていることはありますか?
「点」で仕事をするのではなく、「線」で結ぶような動き方ができるようにと心がけています。当社では、製品を販売するだけではなく、工事からメンテナンスまで一貫体制で対応しています。当然、仕事をすすめる上で、情報の共有化が大切になりますが、部署ごとに扱う製品や役割が異なるため、部署間の連携はどうしても薄くなってしまいがちです。
そんななか私たち業務部では、メンテナンス作業において全ての製品を取り扱い、さらには設置工事なども担当しているので、各部署と関わりやすいポジションにあります。
私たちが「線」を意識することで、東京支店全体の情報共有を促進し、より大きな受注につながるように働きかけることができればと考えています。
今後の目標についてお聞かせください。
お客様との関わりあいにおいても、業務部は、機器を設置した後にもメンテナンス業務などでお客様の声を直接聞ける特殊なポジションにあると思います。私たちだからこそできる提案方法を構築することで、もっと仕事の幅を広げていけないかと考えています。たとえば、加湿器をご利用いただいているお客様に対して脱臭装置をご提案するなど、すでに三協エアテックの製品の効果を実感していただけているからこそ、ご納得いただきやすいケースもあるでしょうから。他のスタッフにも、定期メンテナンスの際には必ずヒアリングを行うように伝えていますが、ワークフローを組み立てるなどして、全体的なサービスの品質もさらに高めていきたいですね。
三協エアテックへの入社を決めた理由、経緯を教えてください。
空気清浄機や脱臭装置、加湿器など、三協エアテックが扱っている環境機器は、いずれも効果が目に見えないものばかりだったので、「どうやって効果を測定しているんだろう?」「どういうニーズがあるんだろう」という部分に興味を持ちました。そこで、メーカーに入社すれば、もっと奥深いところが知れるんじゃないかと考えたのが、志望のきっかけです。実際に入社して、社内の臭気判定士が臭気を数値化していたり、お客様から直接ご要望を聞いたりして、いろいろと勉強になっていると感じます。
入社希望者に向けて、メッセージをお願いします。
エンジニアリンググループでは、設置工事、メンテナンス、物流など、さまざまな業務を担っており、各スタッフの特性やレベルに応じた仕事を任せるようにしています。また、ワークフローや作業方法の見直しなど、業務の改善については全員で考え、構築しています。いち個人の意見でも、良いものは積極的に取り入れていく方針ですので、働きやすい職場をみんなで作っていけるのではと思います。会社と部署とともに成長していける環境ですので、ぜひ一緒に働きましょう。