排気脱臭装置
排気脱臭処理システム
(アクアオゾンクリーンシステム)
現場環境や臭気の種類に応じて「オゾンガス製造装置」「アクアオゾンフィルタ」「オゾン反応促進ユニット」「電気集塵装置」から最適な組み合わせをご提案します。
説明・特長
システムの構成例
オゾンだけでは取り除けない臭気成分も組み合わせによって強力に脱臭
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電気集塵装置
油分を含んだ粉塵と煙を電子式エアクリーナで強力に集塵します。
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オゾンガス製造装置・アクアオゾンフィルタ
水溶性の臭気を水スクラバー方式で除去し、アクアオゾンフィルタでオゾンガスと水をバブリングすることで脱臭効果を高めます。同時にフィルタ内の油分を分解するのでメンテナンス周期を延長できます。
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オゾン反応促進ユニット
未分解のオゾンガスを強制的に分解し、オゾンガスとの反応を促進させ、さらに脱臭効果を高めます。
システム利用例
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香料工場の周辺対策
電気集塵装置 × オゾンガス発生装置 × 散気管ユニット × オゾン反応促進ユニット
オゾンだけでは取り除けない水溶性の臭気をアクアオゾンの組み合わせにより脱臭、さらに塵やホコリを電気集塵装置で取り除きます。
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食品工場の排気脱臭
オゾンガス発生装置 × アクアオゾンフィルタ
オゾンガスをアクアオゾンの組み合わせで、排気臭だけでなく、排気中の油分を分解・除去します。
データで見る効果
脱臭効果
試料名称 | 脱臭前臭気濃度 | 脱臭後臭気濃度 | 脱臭効率 |
---|---|---|---|
コーヒー | 1000 | 70 | 93% |
食品香料 | 1800 | 85 | 95% |
発砲ゴム | 1900 | 130 | 93% |
豚糞 | 3000 | 30 | 99% |
成分除去
試料名称 | 除去前成分濃度 | 除去後成分濃度 | 除去率(%) |
---|---|---|---|
アンモニア | 3.5ppm | 0.25ppm以下 | 93% |
硫化水素 | 13ppm | 0.5ppm | 96% |
- オゾン投入量など実験条件は試料によって異なります。詳しくはお問合せください。
型式・仕様
処理風量 (m3/min) |
アクアオゾンクリーンシステム | |
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アクアオゾン フィルタ型式 |
適合オゾンガス 製造装置型式 |
|
20 | SAT-30AOFBY3 | SAT-030GCL |
30 | SAT-050GCL | |
40 | SAT-40AOFBY3 | |
50 | SAT-100GCL | |
60 | ||
70 | SAT-120AOFBY3 | |
80 | ||
90 | SAT-200GCXL | |
100 | ||
110 | ||
120 | ||
130 | SAT-200AOFBY3 | |
140 | ||
150 | ||
160 | ||
170 | SAT-300GCYL | |
180 | ||
190 | ||
200 | ||
210 | SAT-240AOFBY3 | |
220 | ||
230 | ||
240 | ||
270 | SAT-270AOFBY3 | SAT-400GCZL |
- 装置仕様についてはお問合せください
- 用途によって推奨する機種が変わることがあります
現場の環境や臭気成分に応じて、
反応促進ユニット(SAT-DFBシリーズ)や電気集塵ユニット(SAT-DOAシリーズ)を
組み合わせることにより効果的に脱臭、煙や粉じん対策を行うことも可能です。
詳細はお問い合わせください。
設置例
きのこ工場
製菓工場
食肉加工場
香料工場
焙煎工場
香料工場
ゴム加工場
動物愛護センター
水族館