細菌・ウイルスの話
洗濯物の生乾き臭の原因は菌
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沖縄地方・奄美地方では梅雨入りし、雨の季節が始まりました。
他の地域でも6月中旬に梅雨入りが予想されており、今年の降水量は全国的に平年並みか多いということです。
雨の日が続くと困るのが洗濯物。
浴室乾燥や部屋干しで対応するしかありませんよね…。
部屋干しの悩みとして多くあげられるのが独特の生乾き臭です。
最近では、部屋干し用の洗剤も販売されているほどですので、悩まれている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
このにおいの原因は「モラクセラ菌」といわれています。
「モラクセラ菌」は、細菌の一種であり、ヒトや動物の口や鼻などの粘膜にいる常在菌です。
モラクセラ菌自体はにおいを出しませんが、洗濯物の衣類に残った水分や皮脂などを栄養分として増殖し、排泄物を出します。
この排泄物のにおい成分が揮発することで、あの生乾きのイヤなにおいとなるのです。
モラクセラ菌は、乾燥や紫外線に強いという特徴がありますので、日光にあてて、天日干しするくらいでは死滅しません。
何度も洗濯と外干しをしても、生乾き臭が復活してしまのは、この菌の特徴が原因かもしれませんね。
一度発生してしまうと、なかなかとれない生乾き臭ですが、対策方法として菌を増殖せないことが大切です。
「汚れた衣類はため込まずに、こまめに洗濯する」「洗濯後はすぐに干す」「洗濯槽を清潔に保つ」などの対策を行い、菌を増殖させないようにしましょう。
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▼脱臭対策の事例を見る
https://www.sat.co.jp/case/p_id:1#ttl
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