黒須「左利きの苦悩 vol.2」

二度目まして。左利きの黒須です。

過ぎてしまいましたが、先月8月13日は「国際左利きの日」でした。
前回のブログでは2月10日が「左利きグッズの日」と紹介しましたが、イギリスで結成された、左利きが集まる団体「Left-Handers Club」によって制定された8月13日の方が世界的には認知されています。

前回も左利きは不便だ~と、ぼやいていましたが、今回も左利きの不便さについて少しお話ししようと思います。

まずは、バッティングセンター。
最近、休みの日にバッティングセンターに行くことが多いのですが…
左打ちができる打席が少ない!!! 
2打席しかありません…しかもそのうち1打席は速い球の設定で打てないから実質1打席。
その打席を右利きの方に陣取られると、もはや打てる場所が存在しません。

次に、食事で左隣と腕がぶつかること。
ラーメン屋の狭いカウンター席なんかは左端に座れないと詰みます。
複数人で食事に行く時も左端に座れるよう立ち回ります。上座下座なんか知りません。

最後は、駅の改札です。
切符挿入口とICタッチは右利きの人が右手で挿入しやすいように、通路の右側に取り付けられています。
毎日通勤時、Suicaを左手に持ってクロスするような形で改札を通過してます。
これが切符となると、歩きながら上半身をよじり、さらに左手を逆向きによじって切符を投入口に向けなければなりません。
非常に不便です。

…そんな右利き仕様の改札ですが、、、
右利きの人が左手に付けたモバイルSuica対応のスマートウォッチで通ろうとすると…
普段の左利きと同じ状況になってしまいます!

最近、よく見かけることがあり、左手をクロスして少ししゃがんでタッチしている姿が滑稽で心の中で笑ってます。
(性格悪い)
スマートウォッチなのに全然スマートじゃないんです笑
これに関しては左利きの勝利です。

まぁでもいつか高速道路のETCみたいにノータッチで通れるようになれば、お互いストレスがなくなりますね!

右利きのみなさん、今日の帰りは試しに左手で改札を通ってみてはいかがでしょうか。

黒須「左利きの苦悩」

はじめまして。左利きの黒須です。

過ぎてしまいましたが先日2月10日は
「レ(0)フ(2)ト(10)」と読む語呂合わせから
「左利きグッズの日」とされています。

左利きの不便さについて知り、左利きの人の生活環境向上のため、
左利きグッズ、左手・左利き用品の普及を目指す日らしいです。

左利きとしては実際世の中のほぼ全ての物が右利き仕様になっていると日々感じます。
代表的なハサミは勿論、缶切りやカッター、
包丁などの切る系は左利き殺しです。
右利きからすると違和感があるのか、
左手で包丁を持っていると親から危なっかしいとよく言われます。
(単に料理が出来ないだけかもしれませんが…笑)

他にも急須やカメラ、しずく状のおたま、定規、改札等々
数えたらキリがありません。
また、見た目では分かりませんが、ボールペンも右利き仕様です。
文字を書くとき、多くの言語では左から右にペンを動かしますが、
左手で文字を書こうとすると、
左から右へとペン先を押し出すようなアクションになります。
一般的に普及しているボールペンは
ペン先のボールが滑らかに回転することでインクが出る構造なので、
左手で押し込むようにペンを動かすと
ボールが滑らかに動かないらしいです。

そんなボールペンですが書く行為以外にもう一つ
右仕様を見つけてしまいました!
左手で持つと企業のロゴマークなどが反転して逆さになってしまうのです!

使う分には実害はないですが、贈り物で名前入りのペンなど貰った際には、
逆さになってしまうのでちょっぴり悲しいですね…

左利き用品が普及するのは良いことですが、
右でも左でも使えるようになってくれたら嬉しいです。

もし皆さんの身近に左利きの方がいたら優しくしてあげてください!

今やっている作業は左利きにはやりづらいものかもしれません。