川瀬「熱中症から守る。変わっていく甲子園。」

環境ソリューション部の川瀬です。
趣味のひとつに高校野球観戦があり、今年も甲子園球場にいきました。
球児達の全力プレーは見ていて気持ちよく、本当に心打たれるものがありますね。

さて、そんな熱戦が繰り広げられる甲子園球場ですが、熱中症に対する取り込みもどんどん変わってきています。

例えば今年の大会2日目、3日目は午前8時から続けて2試合を行い、いったん観客も退場。その後の第3試合は夕方の午後5時から行うといった、午前、午後の2部制が導入されました。また、5回終了後に選手たちが10分の休息がとれる「クーリングタイム」も毎試合必ず実施されています。

私が球場に足を運んだ際、ふと気になったのは球場外で待機されていた応援団の方々です。

地域によっては10時間、15時間かけて遠距離バスにゆられ、それだけでも十分ぐったりするはずなのに、重たい楽器や旗などを準備し、球場外でもかなり長い時間、汗びっしょりで待機されています。そして今から甲子園の猛暑と向き合い、懸命に応援されることを想像すると、いよいよ応援団の方々の熱中症も心配です。

調べてみると大会期間中に熱中症などで救急搬送されるのは各校応援団のアルプス席の方が多いそうで、「やっぱりそうか」と思いました。

また、ブラスバンドの金管楽器やシンバルは強い日差しを浴びると目玉焼きを作れるほど熱々になり、楽器に腕などが当たるとやけどする可能性があるので細心の注意を払っているという事も知りました。

いち高校野球ファンとして、甲子園を盛り上げてくださるこれらアルプススタンド応援団の方々の苦労、「選手を思う心」に敬意を表したいと思います。

嬉しいニュースも見つけました。アルプススタンドの方々を熱中症から守る目的で、甲子園の内野席にかかる屋根「銀傘(ぎんさん)」を、総工費150億円をかけてアルプススタンドまで拡張することが決まっています。着工は今年2024年の11月、完成予定は少し先ですが2028年3月です。

さまざまな取り組みがなされる中、私ども三協エアテックもまた、屋外空調というサービスで、これらアルプス応援団の方々に少しでも涼しい風を提供し、熱中症から守れるのではないかと・・そんなことを感じました。

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