本社の大塚です。
以前、知り合いのお店に飲みに行くため、十三に行ったときの話です。
大阪以外の方は馴染みがないかもしれませんが、十三(じゅうそう)と読み、なかなかにカオスな町となります。
お店に向かうため商店街を歩いていると、 年齢が60~70代とみられるおっちゃんが肩を組んで歩いていました。
酔っぱらっているのか、千鳥足で組んでいない空いている手を上に上げながら。
その二人を見て、あの年齢になっても友人(もしくは親友?)と明るい時間からお酒を飲めるのは羨ましいと感じながら、その二人の後ろを歩いていると話し声が聞こえてきました。
おっちゃんA「いや~、飲んだ。久しぶりにこんなに飲んだかも」
おっちゃんB「ほんまなー。俺もしこたま飲んだわ。自分(お前)もよう飲んでたなぁ」
おっちゃんA「もう何杯飲んだか覚えてないわ。10杯は飲んだな」
おっちゃんB「もっと飲んだんと違うか?14~15杯飲んでたぞ」
おっちゃんA「そうかー?」
20mほど進み交差点に差し掛かり、おっちゃん達が組んでいた肩を外しました。
おっちゃんA「俺はこっちや(右を示して)」
おっちゃんB「おぅ!俺はこっちや(左を示して)」
おっちゃんA「おぅ、また飲もか。・・・ところで、お前誰なん?」
おっちゃんB「・・・お前こそ誰や?俺もお前のこと知らんぞ」
大塚「・・・他人かい!!」
その後、おっちゃん達は目を合わせた後にそれぞれの帰路へつきました。
思わずツッコんでしまいましたが、おっちゃん達には聞こえておらず、
振り返ることなくおっちゃん達は帰っていきました。
大塚だけが周囲の人から急にツッコんだ変な奴として、ジロジロみられる結果に。
足早に知り合いのお店に向かいました。
こんなおっちゃん達がいる大阪。良い街です。