『こども本の森 中之島』をご存じでしょうか?
子どもが本に出会い、自由に読書を楽しめる施設として
2020年にオープンした『こども本の森 中之島』は、
大阪市出身の建築家・安藤忠雄さんが設計し、大阪市に寄贈した施設です。
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オープン前後にはニュースなどでかなり話題になっていたので
気になっていましたが、コロナ禍でのオープンだったのでなかなか行けず、
やっと予約が取れて、先日とうとう行くことができました。
中に入ると、今まで行ったことがある図書館とは全く違う雰囲気で、
たくさんの子ども向けの本が素敵な建物に素敵なレイアウトで並んでいました。
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ここでは本当に自由に本を読むことができるので、
本を見ながらおしゃべりしてもいいし、
どこにでも座ってもいいので、
階段に座り込んで本を読む子どもたちがたくさんいました。
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その日は夕方に安藤忠雄さんが来館されるらしく、
スタッフの方が準備されている様子だったのですが、数時間後だったので
残念ながらそこまでは待てないね、ということでランチをしに施設を出ました。
川沿いをブラブラしていると、向こうから歩いてくる一人の男性・・・
あ!あれは!!・・・安藤忠雄さんではないですか!(夕方まで何時間もあるのに!?)
周りの人は気付いていない様子でしたが、
一緒にいた私の母はここぞとばかりに
「あら先生!さっきそこ(こども本の森 中之島)行ってきたんですよ」
と、昔からの友だちのようにしゃべりかけていました。
すいません、(大変失礼ですが)あまりに普通のおじさんだったので、
私は気付かないところでした(>_<)
安藤さんも「あ~どうも~」といった感じでフランクに話してくださり、
その後のランチ(昼飲み)はその話で持ち切りになりましたとさ。