木原「春」

いつもは桜が咲き始める頃で、
観光客の方もたくさん来られる京都ですが、
新型コロナウイルスの影響で、街から人が目に見えて減っています。
本来なら、暖かくなってきてお出かけしたくなるいい季節なのに、、、

並ばない行列店もありがたいですが、
ちょっと気持ち悪い、、、

私の通勤道中にあるクリニックには1本の桜の木があり、
毎日その桜の様子を見ながら、
そろそろかなと思いながら通っています。
まだ蕾ばかりで全然咲いていませんが、咲き始めるのが楽しみです。

今年の春は、人混みや遠出は控えつつ、
春を感じるお散歩を楽しもうと思います。

小林「“風邪をひいたら葛根湯”にご用心 」

毎年この時期になると季節の変わり目で体調が崩れやすくなり、
風邪で休む方も多いと思います。
そこで、今や趣味になりつつある漢方の知識から、
今回は葛根湯についてお話しします。

漢方にあまり興味のない方は、
タイトルのフレーズをご存じないかと思いますが、
実は漢方の世界には
葛根湯医者(かっこんとういしゃ)という言葉があり、
なんでもかんでも症状が出たら葛根湯を渡す医者のことを指します。
いわゆるヤブ医者と同じ意味です。
風邪ならとりあえず葛根湯を飲めばいい、というのは
あまりお勧めできる使い方ではないということです。
もちろん、葛根湯は効き目が優れているので話題になるわけですが、
その理由について考えてみると面白く、
漢方薬についての見方も変わるかと思います。

ヒントは葛根湯の中にあります。
まず、製品名を見ると
「葛の根を煎じたもの」という意味に見えるかもしれませんが、
中には「葛根、大棗、麻黄、甘草、桂皮、芍薬、生姜」など、
色々な生薬が入っていることが分かります。

ここで注目するのは麻黄(マオウ)です。
名前の響きから何だか強そうなイメージがありますが、
実はこの生薬は「エフェドリン」という医薬品の原料となる植物です。
エフェドリンの効能をネット検索すると分かると思いますが、
これは交感神経を高ぶらせる働きがあります。
交感神経が高ぶると心拍数が増え、
必然的に体温が上がり、免疫が上がります。
その他にも気管が広がり呼吸がしやすくなります。
その反面、心臓が弱い人や血圧が高い人には負担がかかってしまう等、
長期的に飲むものではないことが分かります。

固い話になってしまいましたが、
要するに漢方薬は名前ではなく中身を見ると、
その薬の働きが分かりやすいということです。
この時期は風邪にならないよう体温を上げる養生を取り入れることも
大事だと思います。
ぜひこの機会に漢方に興味を持っていただき、
ご自愛されてみてはいかがでしょうか。

加畑「マスクがない!」

初めまして。
東京支店営業の加畑と申します。

昨今、新型コロナウイルスが流行しており、
大型レジャー施設の臨時休業や学校の休校など
本格的に感染対策への強化が行われています。
そんな中、一番手軽な対策として必需品である「マスク」が
どこを探しても存在しないのです。

幸い我が家には以前よりマスクのストックは十分にありましたので、
現時点でマスク不足に陥る心配はないのですが、
対策をしようにもできない状況になっている方々は
少なくはないと思います。

人は余裕がなくなると、自己中心的な考え方になり、
思ってもいないことを相手に対して発言してしまうことが多くあります。
最近では、ドラッグストアの店員さんに
お客さんが強く当たっている所をよく見かけるようになりました。

こんな時こそ相手を敬う気持ちが大切なのではないか、
と改めて考えさせられた最近の出来事でした。

川瀬「いけばな」

ちょっとしたきっかけが重なってはじめた「いけばな」

先日スプレーバラを買った時についていた小さな蕾が、
しばらくすると花を咲かせました。

こんな小さな世界でも、ちゃんといのちを輝かせている花を見て、
とても嬉しくなりました。

花はただそこにあるだけで場を「いい空気」にしてくれます。

三協エアテックもまた、
そんな「いい空気づくり」に根ざした製品・サービスを日々届けています。