山本 「献血」

私は機会があればできるだけ献血に参加するようにしています。

ほんの少しの時間で確実に他人の役に立てることができる活動は少ないと思います。

加えて血液成分も調査してもらえて健康管理ができるというメリットもあります。

またこれは私の思いこみかもしれませんが、定期的に献血することにより新しい血液を作ることで自分の体調も活性化できているように感じます。

この思いが残念にも途切れた時期がありました。

それは20年ほど前にイギリスに少し滞在したことがあり、そのころにイギリスで狂牛病が流行したために数年間献血ができませんでした。残念な気持ちでしたが、もしも私が病気に感染しているかもしれないと考えると当然の規制でした。でも今は年数が経ち、感染もしておらず規制も解けたので再び1年に数回は献血に参加しています。

こんな私でも世の中のために貢献できていることを実感できる充実した時間です。

日本赤十字の関係者ではありませんが、皆さんも可能であれば献血に参加してはいかがでしょうか。

献血に参加しない理由のひとつには、狭い献血車両に多くの人が利用するので細菌やウィルスとの接触を不安に思っている人もいるかもしれません。当社では救急車向けの殺菌装置を開発・販売しています。多くの人が利用する献血車両にも活用してもらえるといいなと思っています。